線の操作

線は作図に欠かせない要素です。そのため、Lucidchart では、できる限りシンプルで直感的な方法で線を操作できるようにしています。以下では、図に線を組み入れる方法やニーズに合わせて線の書式設定を行う方法を説明しています。

Lucidchart の図に線を追加する方法は、3通りあります。

まず、すでにキャンバス上にオブジェクトが配置されている場合には、以下の手順でオブジェクトから線を描画することができます。

  1. マウスポインターをオブジェクトの境界線に合わせます。カーソルの下の境界線に赤色の丸が表示されます。
  2. 丸をクリックし、オブジェクトからカーソルをドラッグすると、矢印に接続された線がオブジェクトから描画されます。
  3. 起点のオブジェクトやキャンバス上のその他のオブジェクトに線を接続する場合には、矢印を対象のオブジェクトへドラッグします。オブジェクトとは、キャンバス上の図形、線や画像などを指します。矢印が対象のオブジェクトの境界線に触れると、赤いドットが表示されます。これは、カーソルを離した時点で線がオブジェクトに接続されることを示すものです。

    draw_line_from_one_object_to_another_2.gif

    キャンバス上にないオブジェクトに線を接続する場合には、線が希望する長さになるようカーソルをドラッグします。カーソルを離すと、矢印の下に図形が入ったウィンドウが表示されます。線に接続したい図形を選択します。線をオブジェクトに接続しない場合には、ウィンドウの外側をクリックします。

    drag_a_line_from_an_object.gif

    注意: 別のオブジェクトに線で接続されたオブジェクトを移動すると、オブジェクト間の接続が保持された状態で線が移動します。

    move_object_connected_to_a_line.gif

文書に線を追加した後に図形を追加するよう促すプロンプトが表示されますが、この自動プロンプトを表示したくない場合には、[アカウントの設定] の [設定] から無効化することができます。[線の描画後の動作] から [次のブロックへプロンプト] を [何もしない] に設定すれば、自動プロンプトが無効化されます。

Screen_Shot_2018-10-15_at_11.37.49_AM.png


2つ目は、図形ライブラリの [標準] セクションから線と矢印アイコンをドラッグし、キャンバスへドロップすることで、キャンバスへ線を追加する方法です。線そのものをドラッグして移動したり、終端をドラッグして線を延長することができます。

drag_line_from_shape_library.gif

3つ目の方法として、キャンバス上で右クリックしてドロップダウンメニューから [線を描画] を選択、またはキーボードの [L] キーを押して線を描画することも可能です。その後、キャンバス上でカーソルをクリックしてドラッグし、線を描画します。

draw_line_by_right_clicking.gif

注意: 線の描画時にキーボードの [Shift] キーを長押しすると、45度刻みの直線を描画することができます。

2つのオブジェクトを結ぶ線を描画する場合には、線を「スマート」に(自動調整で)2番目のオブジェクトに接続することができます。この「スマートライン」で他のオブジェクトに接続されたオブジェクトを移動すると、2つのオブジェクト間の最も効率的な経路となるよう、線が接続ポイントを自動調整します。

スマートラインの作成は以下の手順で行います。

  1. オブジェクトから他のオブジェクトへ線をドラッグします。
  2. 対象のオブジェクトの境界線に到達したら、オブジェクトが青でハイライトされるまでカーソルをそのまま保ちます。

    create_a_smart_line.gif
  3. 青のアウトラインが消える前にカーソルを放します。完成! 「スマート」な線の出来上がりです。

    using_smart_lines.gif

図の線の経路の変更は以下の手順で行います。

  1. 線をクリックして選択します。線の各区間の中心に青色のボックスが表示されます。線の一部にマウスポインターを合わせると、その区間の4分の1の地点に薄い青色のボックスが表示されます。
  2. これら青色のボックスのいずれかをクリックしてドラッグし、線の対象区間の経路を変更します。

    線の経路の変更

図形から独立して移動する線を作成するには、キャンバス右側の [ページ設定] ([ファイル] > [ページ設定]) で [線の接続] をオフに切り替えます。

線の接続をオフにすると、矢印キーをクリックすることで線のみを移動させることができるようになります。

ただし、すでに図形に接続されている線を図形から切り離して移動させることはできません。

Screen_Shot_2018-09-10_at_11.40.52_AM.png


複数の線が交差する図では、[線の飛び越し] を有効化することで、線の経路がたどりやすくなり、交差する線の管理が容易になります。[線の飛び越し] を切り替えれば、文書内で線の飛び越しを使用できるようになります。

line_jump.png

線をダブルクリックすると、テキストを入力できるテキストボックスが表示されます。テキストボックスをクリックしてドラッグし、線上の他の場所、線の上下などに移動します。テキストボックスを削除するには、内部のテキストをダブルクリックでハイライトし、[削除] キーを押します。

線へのテキストの追加

Lucidchart では、線の外観を自在にコントロールできる線の書式設定オプションを多数揃えています。一重線に変更を加えるには、対象の線を選択してキャンバス上部のプロパティバーから加えたい変更内容に対応するセクションを表示します。もしくは、キャンバスの背景をクリックして文書のデフォルトの線の設定を変更し、今後作成する線の外観を揃えることもできます。

Lucidchart では、直線、曲線、折れ線の3種類の線の形状を使用することができます。

line_shape_options_hover.png

新規文書に適用されるデフォルトの線の形状は折れ線に設定されています。つまり、線の方向は背景となるキャンバスのグリッドに対応しており、90度の角度でのみ折ることが可能です。

線の形状の変更は以下の手順で行います。

  1. 線を選択するか、キャンバスの背景上をクリックします。
  2. プロパティバーに矢印の線で示される [線のオプション] アイコンをクリックします。利用可能な線の形状を示すウィンドウが表示されます。

    line_shape_options.png
  3. 3種類の角度のいずれかを選択します。

    [折れ線] の一重線を変更する場合には、線のオプションウィンドウの [角丸] ボックスの上下矢印を調整して線の角度に丸みをつけることができます。

    add_rounding.png

線の色の変更は以下の手順で行います。

  1. 線をクリックして選択します。
  2. プロパティバーに鉛筆アイコンで表示される [線の色] オプションをクリックします。

    line_color_icon.png
  3. 対応する色見本をクリックして希望する色を選択します。

    change_line_color.png

    または、カラーホイールをクリックし、色空間の HSB および RGBA 値を調整したり、希望する色の16進数コードを # 記号の横のテキストボックスへ入力して手動で色を選択します。

    color_picker.png

    図中ですでに使用されている色の RGB 値を特定する方法については、以下をご覧ください。
  4. 青色の点を透明度バーの上で水平に動かすか、右側のボックスにパーセンテージを入力して透明度を選択します。

キャンバス上のオブジェクトの色を特定するには、カラーホイールの左側の杖アイコンをクリックします。

wand_icon.png

グリッドを含む拡大鏡がキャンバス上に表示されます。対象のオブジェクトにマウスポインターを合わせると、選択した色の RGB 値が拡大鏡内に表示されます。

line_color_picker.png

線の太さの変更は以下の手順で行います。

  1. 線を選択するか、キャンバスの背景上をクリックします。
  2. プロパティバーの [線幅] ボックスの矢印を上下に動かし、線幅を調整します。または、任意の線幅を手動で入力します。

    edit_line_thickness.gif

    注意: Lucidchart では、0.5~10ピクセル (px) の線幅設定が可能です。入力された値は小数第2位で四捨五入されます。

線のスタイルの変更は以下の手順で行います。

  1. 線を選択するか、キャンバスの背景上をクリックします。
  2. プロパティバーの [線のスタイル] をクリックして、利用できる線のスタイルオプションを確認します。

    display_of_line_styles.png
  3. カーソルをさまざまな線のスタイルの上に合わせ、線がどのように表示されるかを確認します。気に入ったスタイルをクリックして選択しましょう!

    一重線を変更する場合には、ウィンドウ下部の [二重線] オプションを選択して線を2本の並行線に変えることもできます。

    double_line.png

    キャンバス上で他の線と交差する線を選択した場合には、[ジャンプ] オプションを選択して他の線を飛び越えるよう設定することもできます。

    line_jump.png

新規文書にデフォルトで適用される線の矢印は、塗りつぶしの片矢印ですが、文書のデフォルト矢印や一重線矢印の設定は、以下の手順で簡単に変更することができます。

  1. 線を選択するか、キャンバスの背景上をクリックします。
  2. プロパティバーの [終点] ボックスのいずれかをクリックして、利用できる矢印のオプションを確認します。

    line_arrow_options.png
  3. [なし] または希望するスタイルの矢印アイコンを選択します。

[終点] ボックスの横の両矢印アイコンをクリックして選択した線の終点を入れ替えることもできます。

swap_line_ending.png

ERD や UML の線の多重度を追加したり、線の方向を反転させる場合には、対象の線をクリックして選択します。[多重度を追加] と [線の方向を反転] の2つのオプションを選択できるポップアップが表示されます。

線を選択した後、プロパティバーから線の終端を変更します。図形ライブラリには、これらの図形によく使われる線の終端も多数含まれています。

UML_arrow_options.png

ERD_endpoints.PNG



関連する記事
図形のスタイル
テキストの操作
フローチャート作成の基本
線とオブジェクトの描画